死者の呼ぶ館 |
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(ゲームアーカイブス:PS3,PSP,PS Vita) |
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(ゲームアーカイブス:2009年8月26日) |
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(ゲームアーカイブス:600円) |
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『学怖』分岐シナリオ 『晦』鈴木由香里シナリオ 『学怖Sオリジナルサウンドホラー』 CDドラマ脚本 |
不動産屋に勤める、大学を出たばかりの新米社員の主人公が、上司から、2泊3日の別荘見学ツアーの案内人という大役を任される。 6人のツアー参加者を連れて別荘へ向かうのだが、途中、近道をするために、"迷いの森"と呼ばれている森へ入り込んでしまう。 そして、その森の中で一軒の館を発見し……。 『学校であった怖い話S』以来の、パンドラボックスのテキストホラーアドベンチャーです。 ジャンルは一応、ホラーなのですが、『学怖』と同じような身の毛もよだつ恐怖を味わいたい……と思っている方は、もしかしたら肩透かしをくらうかもしれません。 『死者の呼ぶ館』……と、タイトルはおぞましいですが、内容はそれほど怖くない(と思う)ので、逆にホラー系のゲームが苦手な人でも楽しむことが出来るかと思います。 一回のプレイ時間は、だいたい1時間半くらいですが、エンディングは28種類(バッドエンド含む)用意されていますので、繰り返し楽しむことが出来ます。 そして何回もプレイすることにより、館の秘密や登場人物の過去など、じょじょに話の全貌が見えてきます。 更にやり込んで全部のエンディングを制覇すると、今まで正体が分からなかった、とある老人の謎も明らかに……。 また、メインのシナリオ以外に、"死者の呼ぶ森"というおまけシナリオがあります。 このシナリオは、飯島氏が執筆されているだけあって『学怖』の雰囲気がどことなく漂っています。 さらに、『PANDORA MAX SERIES Vol.1 ドラゴンナイツ・グロリアス』のセーブデータがあると、学怖ファン垂涎のおまけシナリオ"館であった怖い話"を読むことが出来ます。 ちなみに、このシナリオの主人公は、社会人になった坂上君です。 あと、これはパンドラMAXシリーズに共通して言えることなのですが、メインのゲーム以外の"おまけ"が充実しています。 その中の一つに『百物語』というのがありまして、名前の通り、怖い話を順番に百話聞くのですが、コレ、かなり怖いです。 たまにマヌケな話(学怖の風間みたいな)も出てくるのですが、怖いのが苦手な人は夜中にプレイできないかも……。 他には、本編で特定の条件を満たすとプレイできるようになる15パズル、神経衰弱、ラストワン(トランプ版UNO)に、 外伝シナリオ1、2などなど、「1980円でこんなに遊べるの?」って感じです。 P.S. タイトルは「死者の呼ぶ館」です。 「死者を呼ぶ館」ではありません。 |