大阪発⇒刀剣博物館(岡山)⇒大久野島(広島)日帰り旅行
2012年9月4日
青春18きっぷが1日分残っていたので、以前から行きたいと思っていた「ウサギの楽園」の大久野島へ行ってきました。
AM6:17
尼崎駅より東海道本線と山陽本線を乗り継いで岡山方面へ向かいます。
AM8:20
相生(あいおい)駅に到着。日本の駅を五十音順に並べると、この駅が一番先頭になります(岐阜県にも同名駅あり)。
ここで赤穂線に乗り換えです。
AM8:42
播州赤穂駅に到着。乗り換えに23分の待ち時間があったので、外へ出て駅前の「お城通り」を散策。
城下町風の建物で統一されています。
AM9:45
最初の目的地である「備前長船刀剣博物館」の最寄りの香登(かがと)駅に到着。無人駅です。
博物館までは1.6kmで、徒歩17分で着きました。
タクシー乗り場は無いので、博物館までタクシーで行きたい人は、次の「長船駅」で下車してください。
今回の特別展「ヱヴァンゲリヲンと日本刀展」の目玉であるロンギヌスの槍。
全長332.0p 重量22.2s
ビゼンオサフネ。全長144.2p 刃長112.8p 重量1770g
弐号機仕様 短刀。全長34.4p 刃長24.1p 重量140g
刀身にアスカの欄間透かしが入っています。
エヴァをモチーフにした新作を全て紹介していると、ものすごく長くなりそうなので残りはサムネイルで。
画像にカーソルを合わせると名前を表示。クリックすると別ウインドウで拡大画像になります。
館内の様子。
PM12:18
香登駅まで戻り、赤穂線に乗って岡山駅へ。山陽本線に乗り換えて三原駅まで移動。
三原駅で乗り換えまで11分の待ち時間があったので、三原名物のたこめしを購入(950円)。
PM2:55
呉線に乗って忠海(ただのうみ)駅へ。
忠海駅から徒歩7分で忠海港に到着。切符売り場で往復分の船の切符を購入(600円)。
売店でウサギの餌(100円)も買って、大久野島に渡る準備はオッケー。
3時30分発の大三島フェリーに乗船。定員250名のフェリーに乗客は3人。ほぼ貸切状態です。
わずか12分の船旅に出発。目の前に大久野島が見えてきました。周囲4.3qの小さな島です。
左に見える赤い桟橋に向かっています。中央の鉄塔の下には、発電所の廃墟が…。
大久野島で降りたのは、わたしだけでした。どうもありがとう。
桟橋から右の方へ行くとすぐに発電所跡へと続くトンネルがあります。
この島には、日中戦争から第二次世界大戦の頃に毒ガス製造所があって、イペリットガスなど4種類の毒ガスが生産されていました。
発電所跡です。終戦後は施設解体や毒ガスの処分がされましたが、このように負の遺産として今でも残っている建造物が島の所々にあります。
桟橋の辺りまで戻ってくるとウサギに遭遇。しゃがんだら膝に乗ってきます。
エサが欲しいおねだりのポーズらしい。
黒ウサもおねだり。
海水浴場に到着。
灯台を見に行くため、山道を登っていく。
山の中にもウサギはいます。石段を登ってくる姿がかわいい。
小さくてかわいらしい灯台。
栗が実っています。秋ですね〜。気温は34℃あったけど…。
山を下ると国民休暇村が見えてきました。
ウサギたちも歓迎?
大久野島には現在300羽ほどのウサギが生息していて、特に休暇村の周りに密集しています。
穴を掘ってくつろぐウサギ。
たくさんのウサギたちが、自由気ままに過ごしています。
ここでエサをあげると…。
こんな状態になります。
食い意地が張っているウサギは、エサの入っている袋を狙って食い破ろうとしてきました。
三軒家毒ガス貯蔵庫跡。10トン入りのタンクに貯蔵された毒ガスが台座の上に置かれていたらしい。
長浦毒ガス貯蔵庫跡。終戦後に毒ガス工場や製品は、薬品で消毒したり、太平洋沖に沈めたり、
火炎放射器で焼き払われました。
この貯蔵庫内も火炎放射器で焼かれて、内側のコンクリートが黒く焼け焦げています。
こんな廃墟にも、ウサギは住んでいます。
ちなみにウサギは、1971年に島外の小学校で飼われていた8羽が島に放され、それが野生化して繁殖したそうです。
PM5:45
帰りの船は100人乗りの休暇村客船でした。15分で忠海港に到着。
PM6:32
忠海駅から、呉線、山陽本線、東海道本線を乗り継いで帰宅しました。
今度は、子ウサギがいる季節に訪れてみたいですね。
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